山月(さんげつ)生花店。満福寺の前にで見かけた薄〜い建物。
間口が一間半しかない。
建築の専門の勉強をしなくても、日本建築が畳の短いほうの辺の倍数を基準に作られているということはほとんどの日本人は体験的に理解しているだろう。一間半ということは畳の短い幅の三倍、いわゆる四畳半の和室の幅なのである。その幅に三階建てのアパートが建っている。
一階の店舗部分のドアはアルミサッシュ三枚からなる引き違い戸でいかにも苦しい感じ。 奥行はかなりある。いわゆる“薄い建築”という路上観察のジャンルの収集対象になりうるのではないかと思う。まるで壁のような建物だ。 |