このあと、国道沿いのフランチャイズのラーメン店で夕飯をとり、岩沼市、名取市の山ぎわの県道を通って仙台市へと向かった。しかもただ通過するだけではなく、寺社の位置と参詣の価値がありそうかどうかを確認しながらの移動だ。このルートは、旅の最終日に南下しながら見ようと思っている地域なのだ。例によって日程が押してきたので、先に場所を確かめておこうという作戦である。
ところがそのうちの一社がどうしても見つからず、その場所(参道)を探すために1時間以上迷ってしまった。同じ町内をぐるぐる回り、行き止まりの林道や、農家の庭先で終わっているあぜ道まで、ひとつひとつしらみつぶしに探したが見つからない。いくら夜とはいえ、それなりの大きな神社の参道すら見つからないというのはどうしたことか。あきらめて、仙台駅に着いたときには9時近くになっていた。
それから宿探し。駅近くの電話ボックスを見つけ安そうな旅館に当たってみるが、時間が悪いためかどこも満室と断られる。駅前のビジネスホテルなら飛び込めそうだが地方都市の小奇麗なホテルは値段が高い印象があり、できれば避けたいところなのだ。(ちなみに私の旅では税込み5,000円を越えると高い宿ということになる。)最後にかけた旅館で部屋がみつかり、東北大に近い広瀬川のほとりの安宿にころがり込むことができた。
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