山陽の塔巡り(その7)

 

旅の最終日。GWも終わりで次の日からは仕事だ。ここまでの旅程では、その日に見られなかったものは次の日に見ればいい、というルーズなスケジュールだったが、今日はもうあとが無い。スケジュールに余裕を持たせ、寄り道もしないようにして、確実に全ての寺を見なければ。(しかも、今夜は関東まで帰らなければならないのだ。)

最終日の訪問地は岡山県中央部。山陽自動車道と中国自動車道のあいだの山地だ。交通の便の悪そうな地域が多い。さらに訪問先は寺だけではなく、いくつかの棚田が含まれている。山の中の棚田は道路地図に出ているようなものではないので、近くまで行ったら自分で探さなくてはならないのでやっかいだ。はたしてスケジュールをこなせるであろうか‥‥

妙本寺(岡山県賀陽町)西身延と呼ばれた名刹。国重文、極彩色の番神堂がある。

吉川八幡宮(岡山県賀陽町)栩葺きの本殿。屋根の納め方は独特の様式。

神護寺(岡山県賀陽町)吉川八幡宮のもと別当寺。本地堂が明治に移築された。

医王院(岡山県加茂川町)円城寺の子院のひとつ。茅葺きの本堂が素朴。

地蔵院(岡山県地蔵院)円城寺の子院のひとつ。一間一戸鐘楼門がある。

円城寺(岡山県加茂川町)鎌倉期に繁栄したという。提婆宮という呪いの社がある。

円城寺ふるさと村(岡山県加茂川町)門前町というが見どころはない。

成就寺(岡山県建部町)安っぽいアニメにでてきそうな三重塔。

角石谷の棚田(岡山県建部町)細い谷を埋め尽くすように続く棚田。

大垪和の棚田(岡山県中央町)広めの田850枚が一望できる雄大な風景。

小山の棚田(岡山県中央町)規模は小さいが住民が誇りにしている美田。

清水寺(岡山県久米南町)両山寺と同じような護法祭があるという。

上籾の棚田(岡山県久米南町)一望はできないが、小さな景観が随所にある。

誕生寺・本堂(岡山県久米南町)法然の誕生の地の跡に建てられた名刹。

誕生寺・勢至堂(岡山県久米南町)誕生寺の奥の院。法然産湯の井戸がある。

浄土院(岡山県久米南町)誕生寺の塔頭。六角堂がある。

誕生寺参道の火の見櫓(岡山県久米南町)装飾がない火の見はやっぱり寂しい。

本山寺・本坊(岡山県柵原町)城主が寄進した長屋門は城の隅櫓のようだ。

本山寺・本堂(岡山県柵原町)本堂は南北朝時代、三重塔も極めて美しい。

本教寺(岡山県柵原町)本堂は江戸ごく初期の建物。極彩色の跡が残る。

柵原鉱山(岡山県柵原町)硫化鉄鉱を産出した東洋屈指の鉱山。1991年閉山。

片上鉄道跡(岡山県屋柵原町)柵原鉱山と備前を結んだ鉱山鉄道の跡。1991年廃止。

長福寺(岡山県英田町)三重塔は鎌倉期の建築で岡山県最古の木造建築というが。

安養寺(岡山県美作町)薬医門の仁王門が珍しい。

金谷の火の見櫓(岡山県美作町)長方形の屋根をあげたハシゴ型火の見。