日本すきま漫遊記 山陽の塔巡り(その6) 行縢の水車
行縢の水車
水輪が低い位置にあり見えにくい観光水車。
(広島県府中市行縢町)
上下町から府中市内へ入る。市内といっても、上下町から府中市へ入ったばかりの行縢(むかばき)町はかなりの山里だ。その行縢町で水車小屋を見かけた。
観光水車と思われるが、県道からひっこんだところにあるし、しかも水輪が通りから見えないので、アピール度はイマイチだ。次に訪れる大魔羅神社に行こうとして道を間違えなければ見つけられなかっただろう。
左上写真は解像度不足で水輪の様子がわかりにくいが、水輪は小屋よりも低い位置にあり、心棒は鉄製だ。
水車の用途は不明。小屋の中に臼があるとしても手ごろな入口がないので、日常の精米などに使わている様子ではない。ただのお飾り水車かもしれない。
ただし周囲には棚田も多いし、小屋が立っている地形も自然な感じなので、この場所に過去に本当の実用水車があったとしてもおかしくはない。
取水口は水車小屋の10mほど上流の堰である。
取水された水はさらに樋に分水されて、水輪には上掛けでかけられている。上掛けの水車を廻すにはこんな小さな水流でもいいのだ。
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