山陽の塔巡り(その2)

 

旅の4日目。岡山県倉敷市玉島を出発点に広島県尾道市を目指す行程だ。朝、宿を出て玉島の町並みを散策。海沿いに走って福山市へ。備後地方きっての名刹明王院、名勝鞆ノ浦といった定番の観光地を巡りながら、ちょっと毛色の変わった寺にも立ち寄った。

そこには私が今まであまり遭遇したことのない仏教があった。寺による温泉運営である。これは広島県の特徴なのだろうか。

4日目の天候は雨。それも横殴りに降るような嵐の一日だった。

玉島の町並み(岡山県倉敷市)北前船寄港地で、高瀬通し舟運の起点でもある。

明王院(岡山県鴨方町)新しい堂塔が多く、朱塗りの多宝塔がある。

遍照院(岡山県笠岡市)都市計画で寺は移転。デパートの裏に多宝塔だけが残る。

観照院(岡山県笠岡市)遍照院多宝塔の隣にあった寺。花頭窓が目立つ。

大仙院(岡山県笠岡市)亀腹が朱に塗られた竜宮門。本堂が意外に美しい建物だ。

賢忠寺(広島県福山市)新幹線からも見える巨大竜宮門のある寺。境内は幼稚園。

俄山弘法大師(広島県福山市)人里離れた山中にある温泉寺院。宿泊も可能。

明王院(広島県福山市)鎌倉末期の伽藍は国宝に指定されている。

草戸稲荷(広島県福山市)明王院の隣にあるのに無視された存在。ド派手な神社。

日光寺(広島県福山市)草戸稲荷の裏にある寺。観光客は行きそうもない。

十三仏霊場(広島県福山市)ゴルフの練習場のような建物に十三体の石仏が。

安国寺(広島県福山市)国重文の釈迦堂(仏殿)、背後の法堂は焼失。

正法寺(広島県福山市)安国寺の隣にあった寺。花祭りをやっていた。

鞆ノ浦の町並み(広島県福山市)朝鮮使節の寄港地。沖に浮かぶ弁天島が気になる。

阿伏兎観音(広島県沼隈町)岬の岩壁に建つ観音堂はまるで中国のような風景。

弥勒の里・神勝寺(広島県沼隈町)遊園地、温泉併設、日本最大級の禅寺。