ゴロゴロ大師

「ゴロゴロ」ってなんなのだ? 教えて欲しい。

(岡山県岡山市中区兼基)

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岡山市の市街地に入る。もう宿を探してもいい時刻なのだが、いつものような宿の心配はいらない。今夜の宿泊地岡山市は大都市なので夜おそくでも飛び込みで泊まれる安宿がいくらでもあるだろう。

もう日暮れが近いが、もう一カ所だけ立ち寄ることにした。岡山市の地図を見ていて気になっていた「ゴロゴロ大師」である。地図の場所に行ってみると住宅地の裏の何もなさそうな山である。

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それでも看板があったので狭い山道を進む。何度もためらいながら、脱輪するのではないかと思うほど路肩の狭い道を車で入っていくと途中に駐車場があって一安心。そこに車を停めてさらに5分くらい歩くと、人家の裏手に小さなお堂があった。

境内は100坪くらいで、本堂は方3間の宝形造。他に地蔵堂。

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堂の内部をのぞいてみるとお籠りが出来そうな作りになっていた。それにしても「ゴロゴロ」って何なのだ?

行ってみれば謎が解けるかと思ったが、結局「ゴロゴロ」のいわれはわからなかった。

なお、縁日は2月第三日曜日10時~とのこと。その日に行ってみればなにかわかるかもしれない。

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帰り道、橋の上から夕焼けが見えた。

2日間天気が悪かったから、せめて明日は晴れて欲しいものだ。その願いを込めて、ガソリンを補給したついでに泥だらけになった車を洗車した。

今日は日中にボイスコーダーのメモリが切れて、道々で電器屋に立ち寄って時間を無駄にしてしまった。途中、ショッピングセンターでその場しのぎのメモリを買ったが、残りの日数でどのくらいメモリを使うかわからないから、市内の家電量販店でもう一度メモリを買い足すことにした。

そのあとは夕食を食べてから、郊外のスーパー銭湯で一日の疲れを癒す。こうして市内を走り回っているうちに自然と岡山市内の道がわかってくる。

岡山駅付近のビジネス旅館に転がり込んだのは夜の10時ごろであった。

(2001年04月30日訪問)