山陽の塔巡り(その2)

 

牛窓の民宿で目を覚ます。普段は朝食抜きの私だがきのう一日動き回ったせいで旅館の朝食がうまい。到着したときは濃霧が立ちこめていたためわからなかったのだが、民宿は山の中腹にあって朝食をとる食堂から牛窓の町と瀬戸内海の小島を見渡すことができた。リゾートとまでは言えないまでも、牛窓はおだやかで居心地のよさそうな町だった。

その牛窓の町中には本蓮寺という名刹がある。本来なら寺を見てすぐに旅立つつもりだったが、さびれた雰囲気の町並みに魅かれて町を散策することにした。午前中いっぱいは牛窓町の周辺でたっぷりと時間を使ってから、午後からは主として岡山市の外周の寺々を巡る。午後は曇ったり雨がぱらついたりはっきりしない天気だった。またもレンズに雨滴のついた写真が多いがご容赦願いたい。

この旅では初めて本格的にICタイプのボイスコーダーを使ったのだが、午後にメモリーが一杯になってメモリカードを捜すハメに。郊外のショッピングセンターで入手できたが、都合一時間ほどをロスする。準備はちゃんとしておかなければ‥‥。日が暮れて岡山市で投宿する前に市内のパソコン量販店で再度デジカメとボイスコーダーのメモリをまとめ買いする。ついでにカードリーダーも購入。メモリカードがいっぱいになったときに持参したノートパソコンにバックアップできるようにするための保険だ。実際旅の最後ではバックアップをしなければならなかった。

見ず知らずの街でパソコンショップを探した苦労や、大きな出費で旅費が心もとなくなってしまった不安も、今となっては忘れられない旅の思い出でである。

本蓮寺(岡山県牛窓町)町中にある名刹。寄棟の本堂の美しさにはため息が出るばかり。

牛窓の町並み(岡山県牛窓町)廻船の寄港地として栄えた港町。

牛窓の三階民家(岡山県牛窓町)元旅館か?周囲は今村昌平「カンゾー先生」のロケ地。

牛窓の火の見櫓(岡山県牛窓町)牛窓で見かけた3つの火の見櫓。

天神社(岡山県牛窓町)高台から牛窓港が一望できる。入口には火の見櫓。

灯籠堂(岡山県牛窓町)まだ出来立てだが牛窓瀬戸を背景に建つ姿は絵になる。

妙福寺(岡山県牛窓町)別名牛窓の東寺。境内からは灯籠堂を見おろせる。

五香宮(岡山県牛窓町)中門、拝殿、本殿が神明造り。なぜか塀に囲まれている。

金剛頂寺(岡山県牛窓町)別名牛窓の西寺。高台の畑の中にぽつんとある。

静円寺(岡山県邑久町)かつて三十余坊を数えた大寺。今は3つの子院がある。

安楽院(岡山県邑久町)静円寺の子院のひとつ。庫裏の前は八十八お砂踏み霊場。

地蔵院(岡山県邑久町)静円寺の子院のひとつ。人形供養が行われるという。

光明院(岡山県邑久町)静円寺の子院のひとつ。参道の苔と白壁の対比が美しい。

弘法寺(岡山県牛窓町)かつて西の高野山と呼ばれた大寺。今は荒れている。

東寿院(岡山県牛窓町)弘法寺の子院のひとつ。弘法寺の山門の近くにある。

遍明院(岡山県牛窓町)弘法寺の子院のひとつ。5月5日には練供養が行われる。

下阿知の半鐘(岡山県岡山市)ハシゴタイプの火の見櫓。実用か観光用かは不明。

余慶寺(岡山県邑久町)一山寺院の姿をとどめる古刹。一度は見ておくべき。

明王院(岡山県邑久町)余慶寺の子院のひとつ。境内の南西にある。

円乗院(岡山県邑久町)余慶寺の子院のひとつ。小路の入口にあり参詣不可。

定光院(岡山県邑久町)余慶寺の子院のひとつ。小路の途中にあり参詣不可。

恵亮院(岡山県邑久町)余慶寺の子院のひとつ。小路の突き当りにあり参詣できる。

本乗院(岡山県邑久町)余慶寺の子院のひとつ。境内の北東にある。

吉祥院(岡山県邑久町)余慶寺の子院のひとつ。境内の東側にある。

西大寺(岡山県岡山市)裸祭りで有名。境内には三重塔と3棟の楼門がある。

千光寺(岡山県山陽町)三重塔がある。境内からかなり離れた畑の中に楼門。

金山寺(岡山県岡山市)岡山市といってもかなりの山奥。荒れ放題の名刹。

金山寺水車小屋跡(岡山県岡山市)金山寺の門前にあったという水車小屋の跡。

法界院(岡山県岡山市)岡山大付近の山際の寺。周囲は住宅地になりつつある。

小室の歌謡喫茶(岡山県岡山市)これはもしかしたら歌声喫茶なのでは?

浄土寺(岡山県岡山市)かつて重源が再興したというが天竺様の建物ではない。

雄町の冷泉(岡山県岡山市)全国名水百選だが、ポンプで汲み上げ蛇口から出る。 

ゴロゴロ大師(岡山県岡山市)「ゴロゴロ」ってなんなのだ? 教えて欲しい。