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この三重塔は九輪の先端まで12.5mしかないという小さな塔である。江戸後期(1809年)に建てられたもので県指定有形文化財ということだが、ほとんどの部材が後補でとても新しく見える。
初層からして1間四方しかない上に、各階の逓減率(平面が狭くなっていく比率)が異常に高い。3階の部分に行くと平面は50cm四方くらいしかなく、建築物というよりほとんどプラモデルのような感じだ。材が新しいからよけいにそんな感じがする。
垂木は3層は扇垂木、1層は2軒(ふたのき)の並行繁垂木だ。ここまでは一般的なのだが、2層には垂木がなく彫刻が充填されている。こういう軒の処理はたまにあるが好きではない。
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