龍泉洞

(岩手県岩泉町)

 

龍泉洞へと向かう。龍泉洞のある岩泉(いわいずみ)町は海岸線からは15kmほど北上山地に入った場所だ。山深い土地である。

左写真のような穏やかな山並みのなかに龍泉洞はある。おそらくこの山並みは石灰岩の塊りなのだろう。

龍泉洞は日本三大鍾乳洞のひとつと言われている。残りの2つは秋芳洞(山口県)と龍河洞(高知県)だそうだ。

付近には土産物屋が何軒かあり、その一つに駐車した。駐車料金は無料。

入洞料は1000円。後述する新洞の入場料もセットになっているので、内容からしても納得できる料金である。

洞内にはいろいろなコウモリが棲んでいるということで、入口付近ではちらほらコウモリが飛んでいるのが確認できた。

入口を入ると、クレバスのような垂直に切り立った通路が続く。ここは通路というより、洞内の水が流れ出す川と言っても良い。昭和三十年代までは船で洞内を観光していたそうだ。

今は木道があり、その下はすごい勢いで水が流れている。

龍泉洞の特徴は、巨大な地底湖である。地底湖というよりも、鍾乳洞のほとんどが水没していると言ったほうがわかりやすいだろう。

観察路は橋のようになっていて、随所で縦穴を見下ろすことができる。

水の透明度は高く、水中にライトが設置されているので深くまで見通すことができる。

この場所は水深が35mある。水面はすぐ近くにあるのだが見下ろしているとお尻のあたりがむずむずしてくる。大量の水は、それ自体が一種の恐怖心を抱かせる。もしかしたらあまりに水が透明なので、高度感からくる恐怖なのかもしれないが。

鍾乳石は豊富だ。

リムストーンも見られる。

後半には登りもある。

登りきったところから眺めると、水面ははるか下になる。

大空間だ。

出口付近でみかけた水没した階段。水量が昔より増しているのだろうか?

私の好きな映画「ノスタルジア」にでてくる一場面のようだ。

出口に戻ってくる。

洞内から流れ出している川。この水は全国名水百選にも選ばれている。

引き続き、龍泉新洞へと向かう。