法光寺・トイレ
(青森県名川町)
法光寺の境内の端に、醜悪なものを発見。
寺の3階建ての茶室か?
それとも、在郷の小金持ちが思い込みで建ててしまった別邸か?
近くまで行ってみると実はこの物件、寺の外(つまり料金がかからない場所)にある、公衆トイレなのであった。
ということは、公共施設か‥‥。以前にも採り上げたけど、どうして公共施設ってここまで安っぽい発想ができるんだろう。
3階建てに見えるが、実は2階。3階に見える部分は床のない吹き抜けの空間だ。それにしても2階建てのトイレというだけでもヘンだ。左写真は2階トイレへの入口。渡り廊下で裏の道路とつながっている。
で、1階のトイレと2階のトイレに何か違いがあるかというと‥‥‥、違いは何もない。まったく、何がやりたいのかわからない。(いや、本当のことを言えば想像できるのだが。)
「法光寺の名物は三重塔だ。だから公衆トイレの形も三重塔の形するのがよかろう」という発想で、勢いで作ってしまったというのが真実なんだろう。
よく埼玉県あたりの国道を走っていると時計台の形をしたラーメン屋があったりするが、このトイレはそういうのとは本質的に違っている。埼玉県に札幌の建物を造るからアイキャッチになるのである。札幌市の時計台の横に、時計台の形をしたトイレを作ったりしないよね、普通は。