三陸縦断の旅(その1)

 

二十世紀最後の年、仕事が忙しくて夏休みが取れたのは10月になってからだった。

夏のころから漠然と東北に行きたいという思いがあって、秋のはじめにはそれが三陸海岸を訪ねてみたいという具体的な計画に変わっていた。

計画と言っても私の場合は、どの方面に出かけるかという地域さえ決まればそれで終わりだ。あとは、その日その日の旅の進み具合で次の日のコースが決まるというような旅になる。

今回の旅は昼間の出立にしようと思っていたが、前日までの仕事の疲れで早起きできず、準備ができたときには深夜になっていた。

とりあえず、初日の目標は八戸市まで着けばよしとしよう。車に東北の道路地図を投げ込むと、ひたすら北を目指した。

福蔵寺(岩手県浄法寺町)「猫檀家」の伝説を伝える寺。

天台寺(岩手県浄法寺町)東北の仏教を体で覚えたければこの寺へ。

鳥越観音堂(岩手県一戸町)投げ入れ型の観音堂。入口の大鳥居が目印。

成田山護国殿(岩手県二戸市)赤いぼんぼりと竜宮門に紀元2600年の白日夢を見る。

恵光院(青森県南部町)鳥居のある観音堂の内部に濃ゆ〜い東北ワールドが展開。

法光寺(青森県名川町)広大な寺域の大寺。三重塔がある。

法光寺・三重塔(青森県名川町)登楼可能が嬉しい昭和24年建立の木造塔。

法光寺・トイレ(青森県名川町)寺に三重塔を模したトイレを作るという最悪の発想。

三光寺(青森県南部町)国重文の藩主霊廟があるが平日のため拝観できず無念。

堂ケ前の水場(青森県五戸町)現代的な目的に合った3段構造の水船。

キリストの墓(青森県新郷村)昭和10年、竹内文書を元に誕生した新たな伝説の地。

大石神ピラミッド(青森県新郷村)竹内文書研究家によりピラミッドと断定された。