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内部には入れなかったので、格子のすきまからデジカメだけを挿入し撮影したパノラマ写真がこれ。
輪蔵全体は近年の補修を受けていて、かなりの部材が後補である。普通、輪蔵は大きな紡錘形の独楽(コマ)に把手がついたような形をしていて、“いかにも回転します"“さぁ回せ、回してください"といった造りなのだが、面白いことにここの輪蔵は基壇の部分は八角形で床に固定されており、その基壇上に回り舞台のように円形の切り込みがあり、基壇から上の書架の部分だけが回転するという構造になっている。しかも把手もない。言ってみれば、積極的に回転させるという造りではなく、秘密のカラクリという感じなのだ。
それにしても日本最古の輪蔵にしては仕掛けが完成されすぎていやしないか。私見だが、輪蔵は日本に上陸する以前に既に中国で完成されていたのではないだろうか。
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