日本すきま漫遊記 長良川・飛騨の旅(その2) 新宮神社
新宮神社
かつて七堂伽藍を構える大寺だったというが面影なし。
(岐阜県郡上市八幡町那比)
新宮神社は、藤原高光が創建した神社で、かつての神仏習合の時代には七堂伽藍を構え、社家40軒、末寺85寺を数えたという大寺であったという。
...という解説を見て、その名残でもあるかと思い行ってみたのだが、ちょっと立派ではあるが何のことはない神社であった。
境内には見上げるような杉の巨木が生えていて、参道は杉の根元をよけるように続いている。そういう点で、かなりの時代を感じさせる古社ではある。
こういうロケーションでは、縦方向へ視点を動かせるパノラマ写真が載せられると面白いだろう。そのための素材を撮ってきたが、ちょっと逆光気味になってしまった。
拝殿(左写真)と本殿(左下写真)はこんな感じ。いなかの普通の神社といった風情だ。大きな杉だけが際立って年代を感じさせるのだが。
どこにも七堂伽藍があったふうな雰囲気はないし、神社へ行く途中の道も社家が建ち並んでいたという雰囲気ではない。
「徒然草」にこんな話がある。予備知識がない男が石清水八幡に参詣した。(石清水八幡は山の上に本殿があるのだが)男は知らずに山のふもとの末社にだけ参詣して帰って来てからこんなことを言ったという。「他の人々がみな山に登っていたが、自分は神社に参詣するのが目的だったから山の方には行かなかった」と。
この神社、本当に私が行こうとしていた神社なのだろうか。誰か教えて欲しい。
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