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それもそのはずで、遠目に三重塔に見えたのは実は二重塔でしかも異様に小さい。
大きさは一間(90cm)四方くらいか‥‥。
木造建築の多重塔と呼べるものとしては国内で最小のものの一つではないかと思う。(実際は、この物件よりも小さな木造の五重塔も知らないではないのだが、そこまでいくと果たして建築物と呼んでいいものなのかどうかさだかでない。)
この塔は建築というより、庭園の見立てのためのシンボルと考えることもできる。庭石を海や島に見立てるのと同じ考えだ。ただそれが、寺から見た庭園の点景ではなくて、平安寺を外から眺めたときに機能しているというのがおもしろい。
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