日本すきま漫遊記 尾張・西美濃戒壇巡り(その2) 玉倉部の清水
玉倉部の清水
日本武尊が病を癒したという伝説の泉。
(岐阜県不破郡関ヶ原町玉)
関ヶ原鍾乳洞というのがあるというので寄ることにした。
玉倉部(たまくらべ)の清水は、その関ヶ原鍾乳洞の出口付近にある湧水。写真は藤ツルなどが絡まっていて水面がわかりにくいが、水はきれいで水量は豊富だった。
立て札に書かれていた由緒書きによれば、その昔、日本武尊(やまとたけるのみこと)が病になったときこの水を飲んで回復したのだそうだ。
そういえば確か子供のころに読んだ絵本にこんな物語が載っていたのを思い出した。日本武尊が蝦夷征伐の帰路に伊吹山(この近辺)にさしかかったとき、頼まれて山に住む荒神を退治することにした。日本武尊は最初荒神をなめてかかったために、毒雨攻撃を受けて絶体絶命のピンチに。きれいな清水を飲んでなんとか一命をとりとめる。だが結局このときの病気が元で伊勢地方で命を落としたというもの。
これがその物語に登場した清水というわけだ。日本武尊自体は実在した人物ではないから、言ってみれば「この桜は花咲爺が植えた桜です」みたいな言い伝えと同じレベルと言えるのだが‥‥。
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