日本すきま漫遊記 > 東北すきま旅(その3) 六郷町湧水群 (秋田県六郷町) 六郷町は全国の名水マニア憧れの地だ。環境庁の全国名水百選に選ばれている。全国名水百選はいずれも劣らぬ名水ではあるが、六郷町はそのなかでも間違いなくAクラスの名水であろう。テレビの旅番組などでもたびたび取り上げられて知名度も高い。今回の旅の中でも楽しみな場所の一つであった。 さほど広くはない六郷町の随所に湧水があり、その数は30ヶ所近い。しかも人家に近い場所であるためよく整備されている。同じ名水百選でも、山の中の川の源流のように人の手がまったく加わっていない名水よりも、人間の暮らしの中で役立ち、守られながれ歴史を経てきた水の方がことさらに貴重ではないかと思うのだ。 いくつかを紹介しよう。 御台所清水(写真左)。家族連れが水を汲みに来ていた。子供たちは大はしゃぎだ。 藤清水(写真下左)。人家の裏手のひっそりとした森の中にある。 久米清水(写真下右)。道路が拡幅されたらしいが、泉を潰さずに橋のように上を通している。湧水を大切にする人々の気持ちが伝わってくるようだ。 キャペコ清水(写真左)。このあたりはわずかな段丘の崖下にあたる地形で湧水が一番集中しているところだ。 どれ一つをとっても、他所ではそれひとつで名所になるほどの立派な名水ばかりだ。 さて、町内には5軒の造り酒屋があり地酒を製造しているが、それにもまして有名なのが名水で作ったサイダーである。 そのサイダーを製造しているのがニテコ清水(左写真)を擁するニテコ清涼飲料。昔ながらのサイダー工場が湧水を囲むように建てられている。(下左写真) ここでは簡単な食事できる。ちょっと時間は早いが、夕食をとることにした。木陰を抜けてくる風で涼を取りながら、冷やしそうめんや名水で育てた鯉料理などをいただいた。 なお、下右の写真がそのサイダー。素朴なパッケージングがうれしい。 今回は六郷町の全ての湧水を廻ったわけではない。湧水だけでなく寺町の寺々を散策したりしていて、時間が足らなくなったというのもある。町内に宿を取り一日かけてじっくり見て回ってもよかったのだろうが、それはまた今度のお楽しみということで取っておこう。
日本すきま漫遊記 > 東北すきま旅(その3)
六郷町湧水群
(秋田県六郷町)
六郷町は全国の名水マニア憧れの地だ。環境庁の全国名水百選に選ばれている。全国名水百選はいずれも劣らぬ名水ではあるが、六郷町はそのなかでも間違いなくAクラスの名水であろう。テレビの旅番組などでもたびたび取り上げられて知名度も高い。今回の旅の中でも楽しみな場所の一つであった。
さほど広くはない六郷町の随所に湧水があり、その数は30ヶ所近い。しかも人家に近い場所であるためよく整備されている。同じ名水百選でも、山の中の川の源流のように人の手がまったく加わっていない名水よりも、人間の暮らしの中で役立ち、守られながれ歴史を経てきた水の方がことさらに貴重ではないかと思うのだ。
いくつかを紹介しよう。
御台所清水(写真左)。家族連れが水を汲みに来ていた。子供たちは大はしゃぎだ。
藤清水(写真下左)。人家の裏手のひっそりとした森の中にある。
久米清水(写真下右)。道路が拡幅されたらしいが、泉を潰さずに橋のように上を通している。湧水を大切にする人々の気持ちが伝わってくるようだ。
キャペコ清水(写真左)。このあたりはわずかな段丘の崖下にあたる地形で湧水が一番集中しているところだ。
どれ一つをとっても、他所ではそれひとつで名所になるほどの立派な名水ばかりだ。
さて、町内には5軒の造り酒屋があり地酒を製造しているが、それにもまして有名なのが名水で作ったサイダーである。
そのサイダーを製造しているのがニテコ清水(左写真)を擁するニテコ清涼飲料。昔ながらのサイダー工場が湧水を囲むように建てられている。(下左写真)
ここでは簡単な食事できる。ちょっと時間は早いが、夕食をとることにした。木陰を抜けてくる風で涼を取りながら、冷やしそうめんや名水で育てた鯉料理などをいただいた。
なお、下右の写真がそのサイダー。素朴なパッケージングがうれしい。
今回は六郷町の全ての湧水を廻ったわけではない。湧水だけでなく寺町の寺々を散策したりしていて、時間が足らなくなったというのもある。町内に宿を取り一日かけてじっくり見て回ってもよかったのだろうが、それはまた今度のお楽しみということで取っておこう。